「大阪維新の会」が2011年9月に発表した「大阪府教育基本条例 (案)」に対して全面批判の意見書を作成しましたが、特に現行法規と矛盾・抵触する点について、下記のとおりまとめました。 多くの点で法的整合性に欠けた条例案であり、現実に執行することは困難です。そのため、この原案通りには成立しませんでした。 ⇒実際に成立した条例 |
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★ 条例によって知事の権限を自由に定めてよいと述べている点
★ 知事の権限を法律の範囲を超えて拡大している点
★ 教育委員会の権限を実質的に縮小している点
★ 知事が教育委員を罷免できると定める点(罷免理由を法律より拡大している点)
★ 学校協議会を、教育委員会ではなく校長が設置すると定める点
★ 校長が教員の任用に関与する点
★ 教員の勤務評価を校長が行い、学校協議会も人事評価について協議する点
★ 分限処分にあたっての適正手続違反
★ 政治家である知事による「不当な支配」を可能にしている点、 ★ 政治家である知事が「教育目標」を設定して、これを法的効力ある「規則」とする点
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詳しくは、下記のページをご覧ください。 →教育基本条例案への批判・反論 →教育基本条例・全条文 →実際に可決成立した条例 |